スバル新型BEVに新車装着 住友ゴムのSPスポーツ

2022年05月12日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は5月10日、ダンロップ「SPスポーツマックス060」が、SUBARUが2021年11月に発表した新型BEV(バッテリー電気自動車)「SOLTERRA(ソルテラ)」に新車装着用タイヤとして採用されたと発表した。

 「SOLTERRA(ソルテラ)」は、SUBARUが初めてグローバルに展開するBEVとして、今後SUBARUが生み出すBEVの礎として誕生した。SUBARUが長年にわたって大切に培ってきた「安心と愉しさ」という価値を詰め込むことで、地球環境に配慮しながらも、これまでのSUBARUのSUVラインナップと同様に、安心して使えるクルマに仕上げられている。

 新型BEV「SOLTERRA(ソルテラ)」に装着されるダンロップ「SPスポーツマックス060」には、BEVに求められる低燃費(電費)性能と静粛性能に貢献できるよう、同社が持つ材料開発技術を活かし「SOLTERRA(ソルテラ)」の性能を最大限発揮できる配合が適用されている。同社は、ラグ溝の最適化や空力に有利な凹凸の少ないサイドプロファイル仕様を採用することでも、ノイズの低減を実現している。さらに、ウエット性能と操縦安定性も高い次元で両立させており、新型BEV車両がもたらす新しい価値の実現およびSDGsへの貢献を足元から支えるタイヤとなっている。

 同社は2021年8月にサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」を発表し、これまでも環境問題の解決に取り組んできた。今後もEV向けのタイヤなど高機能商品の開発を通じて、サスティナブルな社会の実現に貢献していくとしている。

 

SPスポーツマックス060

SPスポーツマックス060

 

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー