ナンシンの2022年3月期連結決算は、売上高は92億300万円で前期比5・2%増、営業利益は1億3400万円で同80・1%減、経常利益は1億8200万円で同76・3%減、当期純利益は1億7800万円で同54・5%減となった。
増収となった一方で、原材料価格の上昇と円安の進行が重なったことによるコストアップの影響が大きく、利益はいずれも減益となった。
地域別にみると、日本の売上高は85億3890万円で同4・4%増、営業利益は1億7899万円で同48・8%減となった。
マレーシアの売上高は26億4758万円で同15・9%増、営業損失は3億2912万円(前年同期は1億628万円の利益)となった。中国の売上高は17億7231万円で同11・9%減、営業利益は1億4769万円で同45・0%減となった。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が95億円で前期比3・2%増、営業利益は2億円で同30・7%増、経常利益は2億5000万円で同24・4%増、当期純利益は2億円で同22・8%減を見込んでいる。
2022年05月13日