ブリヂストンは5月17日、同社の「アレンザ001」と「トランザEL450」が、SUBARUが2021年11月11日に発表した新型BEV「SOLTERRA」(ソルテラ)の新車装着用タイヤとして採用されたと発表した。なお、「アレンザ001」は日本・欧州・アジア等の地域向け、「トランザEL450」は北米向けの車両に装着される。
同社グループは、EVへの装着に最適なタイヤ開発などを通じて、EVの普及を足元から支えることで、「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Energy カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えること」にコミットしていくとしている。
「SOLTERRA」は、SUBARUが初めてグローバルに展開するBEVで、BEVならではの新しい価値や、「安心と愉しさ」というSUBARUならではの価値を詰め込むことで、地球環境に配慮しながらも、これまでのSUBARUのSUVラインナップと同様に安心して使えるSUBARUらしいSUVとなっている。
これまで同社は、SUBARUとの長年にわたる共創において、同社が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回新型BEV「SOLTERRA」に装着される「アレンザ001」と「トランザEL450」は、EVへの装着に最適な革新的タイヤ基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)を採用した同社の「断トツ商品」の一つとなっている。タイヤの環境性能と運動性能を両立する「ENLITEN」技術を基盤として、「アレンザ001」では、新たに開発したトレッドゴムとタイヤ骨格部に最新の材料を採用することで、操縦安定性能、ウェット性能と転がり抵抗低減を高い次元で両立、「トランザEL450」では、トレッドゴムとタイヤ骨格部に最新の材料を採用することで、オールシーズン性能、耐摩耗性能と転がり抵抗低減を両立するなど、お客様の使用条件に合わせた価値の最大化を実現した。これにより、新型BEV「SOLTERRA」の航続距離の伸長と走りの魅力を引き出すことに貢献している。