使用電力を再エネに切り替え 豊田合成美和技術センターで

2022年05月23日

ゴムタイムス社

 豊田合成は5月18日、美和技術センター(愛知県あま市)で使用するすべての電力を、再生可能エネルギーで発電されたグリーン電力に切り替えたと発表した。これにより同社は、2022年度のCO2排出量を前年度比で約4200t削減する。

 同社は、2050年までのカーボンニュートラル実現への中期目標として「2030年までのCO2 50%削減(2013年度比)」を掲げている。生産技術革新や高効率設備の導入による「省エネ」(電力総使用量の低減)に加え、太陽光・風力発電設備の導入とグリーン電力の購入を含めた「再エネ導入率の向上」を進めている。

 今回の切り替えは、昨年度の本社、いなべ工場(FCEV用高圧水素タンク工場)、みよし物流センターに続くもので、同社は今後も計画的に拡大していくとしている。

 

再エネ導入率の向上計画

再エネ導入率の向上計画

 

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