クラレは5月25日、同日から31日まで開催される「人とくるまのテクノロジー展2022 ONLINE STAGE1」に出展すると発表した。
同展示会は、自動車技術会が主催する日本最大規模の自動車技術展で、今年はリアルとオンラインのハイブリッド開催となり、同社はオンライン会場に出展する。会場では、サステナブルで高機能な未来の自動車づくりに好適な同社グループ独自の製品群を、具体的なソリューションとして提案していく。
同社の出展製品は次の通り。
・面ファスナー「マジロック」
解体・リサイクル・リユースしやすい車両設計が可能
・「パラペット」SPグレード(耐熱アクリル樹脂)
CO2削減(塗装代替)・艶光沢のある外観
車載ディスプレイのデザイン多様化
・高強力ポリアリレート繊維「ベクトラン」
EV車内ですぐ暖まるシートヒーターなどの温調設計
・耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」
EV熱マネジメントシステムの冷却バルブ設計
EV高電圧部品の小型化・軽量化
EV用などの車載コネクタの高信頼性・小型化・高耐圧対応
FCEV冷却回路における樹脂部品設計の信頼性向上
・PA9Tを用いた熱可塑性FRP
EV化で求められる軽量化対応
・LCPフィルム「ベクスター」
EVの静かな車内でクリアな音を再現するスピーカー振動板
・LCPフィルム「ベクスター」、PVBフィルム「トロシフォル」
自動車ガラスと5Gアンテナを一体化するオンガラスアンテナ
・熱膨張固定シート(開発品)
有機溶剤不使用で部品同士の固定時間を短縮。モーターの磁石固定材、絶縁材として使用可能
なお、参加には来場登録が必要となる。