日本触媒は５月26日、経済産業省が定めるＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）認定制度に基づき、２０２２年５月１日に「ＤＸ認定事業者」に認定されたと発表した。
ＤＸ認定制度とは、経営ビジョンの策定やＤＸ戦略・体制の整備などを行い、「情報処理の促進に関する法律」に基づき企業を認定する制度であり、ＤＸ推進の準備が整っている（ＤＸ―Ｒｅａｄｙ）事業者を認定し、社会全体でＤＸを推進していくことを目的としている。
同社は、長期ビジョン「ＴｅｃｈｎｏＡｍｅｎｉｔｙ ｆｏｒ ｔｈｅ ｆｕｔｕｒｅ」の下、３つの変革「事業の変革」「環境対応への変革」「組織の変革」に取り組んでいる。これらの変革を速やかに実現するため、２０２２年４月に「先導・サポート・全社横串」する機能を持つ「ＤＸ推進本部」を設置し、５つのポイントを設定して、全社のデータ基盤の強化と合わせ各領域に対応したデジタル環境を整備するとともに、領域毎にＤＸによる業務改革ができるよう人財育成を進めている。
同認定を契機に、３つの変革の駆動力として、デジタル技術・データの活用をさらに促進し、日本触媒グループ中期経営計画「ＴｅｃｈｎｏＡｍｅｎｉｔｙ ｆｏｒ ｔｈｅ ｆｕｔｕｒｅ―Ｉ」で掲げた目標の達成を目指していくとしている。
「ＤＸ認定」を取得
５つのＤＸ推進ポイント
