プラス・テクは6月1日、同社取扱い全製品(各種ホース)について7月1日出荷分より製品価格改定を実施すると発表した。価格改定幅は現行価格の25%以上としており、詳細等については、別途個別に見積りするとしている。
同社は21年に原油・ナフサ価格等の急激な高騰を背景に、製品価格の改定を実施した。ただ、その後も原油・ナフサ価格は高騰を続け、主原料の塩化ビニール樹脂や可塑剤をはじめとする各原材料・副資材では大幅な値上げが行われており、安定供給のためには値上げを受け入れざるを得ない状況となっている。
そうした環境下、同社は「徹底したコストダウンに努めているものの、これらの価格上昇は自助努力だけでは吸収することが極めて困難な状況となっている」とした上で、「取引先企業様においても市場環境が甚だ厳しい情勢にあると思うが、ご了承賜るようお願い申しあげる」としている。
2022年06月03日