プライムポリマーは6月2日、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCCPLUS認証を新たに取得したことを発表した。
今回ISCCPLUS認証を取得した製品はポリエチレンのエボリュー、エボリューH、ウルトゼックス、ネオゼックス、ハイゼックスで、既に取得済みのポリプロピレンのプライムポリプロも含め、ISCCPLUS認証での展開が可能となる。
また、同社は昨年11月の大阪工場に続き、市原工場でもISCCPLUS認証を取得した。なお、現時点では親会社である三井化学による市原工場へのバイオマスナフサの投入は行っていないが、今後は、ISCCPLUSの認証スキームに基づき、同社の市原工場で生産する誘導品についてもバイオマス認証が利用可能となる。
同社は、今後も社会のバイオマス化進展に貢献するため、ISCCPLUS認証の取得を進め、マスバランス方式によるバイオマス製品の社会実装の拡大を目指していくとしている。