リケンテクノスは6月1日、同社が製造している⾷品⽤ラップ「リケンラップたっぷり100m」900本を埼⽟県深⾕市に寄贈したと発表した。
埼⽟県深⾕市には同社の基幹⼯場があり、地元地域への⽇頃からの感謝の気持ちと役に⽴ちたいという思いから、⾃然災害に備える防災⽤アイテムとして、同社は同製品を寄贈した。同市庁舎にて5⽉26⽇に受領会が行われた。
⾷品保存に使⽤するラップは、防災グッズとしても活⽤することができるが、当初、深⾕市の防災グッズのなかにラップは含まれておらず、同社からの申し出に市が賛同し、実現した。
ラップは⽤途が広いため、ストックしておくだけでも災害時には有効となる。災害時のラップの使い道の例として、「⾷器に敷いて節⽔につなげる」「⼿袋代わりに使⽤し、衛⽣⾯の不安を解消できる」「丸めてスポンジ代わりになる」「密着性が⾼いため、防臭効果が期待できる」「くるくる巻いて紐の代わりになる」といった例が挙げられる。
近年、⼤⾬や地震などの⾃然災害が頻発し、防災に対する関⼼も⾼まっている。同社は、「ラップ製品が深⾕市をはじめ、地域の⼈々にとって安⼼の⼀助になれば」とコメントしている。
同社グループでは、ビジネスの成⻑のみならず、地域社会への貢献をはじめとした社会貢献活動も企業の重要な役割と位置付けている。地域社会と協⼒し、よりよい社会の実現に向け「Blue Challenge」に取り組んでいくとしている。