住友ゴム、ニュル24時間参戦 総合9位で完走

2022年06月03日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は6月1日、同社グループのファルケンタイヤヨーロッパが、5月26日から29日にドイツで開催された世界最大級のツーリングカーレース「ニュルブルクリンク24時間レース」にファルケンモータースポーツチームとして参戦し、「Porsche 911 GT3R」33号車が総合9位で完走したと発表した。参戦したポルシェ車両の中では最高位の順位となり、またファルケンモータースポーツチームがトップ10に入るのは2014年以降9年連続となる。

 ファルケンモータースポーツチームは、「Porsche 911 GT3R」33号車が25番手、同44号車が33番手からのスタートだった。今年のレースは快晴の空の下スタートしたが、日中と夜間の路面温度の急激な変化や二日目の突然の降雨など、激しいコンディション変化の中でのレースとなり、各所でクラッシュが多発した。過酷なコースと厳しい環境が重なり完走すること自体が難しいレースだったが、ファルケンタイヤは、ドライ・ウエットグリップ性能や耐久性能など総合性能の高さを発揮し、その結果、33号車は24時間、距離にして約3984kmを走り総合9位で完走を果たした。なお、44号車および「SP3T」クラスで参戦していた「スバルテクニカインターナショナル」の「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE2022」はリタイアとなった。

 

「ニュルブルクリンク24時間レース」走行の様子

「ニュルブルクリンク24時間レース」走行の様子

 

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