TOYO TIREは6月3日、SUV用タイヤブランド「オープンカントリー」シリーズにおいて、オールテレーンタイヤ「オープンカントリーA/TⅢ」を7月より国内市場で順次発売すると発表した。
SUVは国内で依然として人気が高く、同カテゴリの新車販売台数は増加を続けている。使い勝手の良さが評価され、日常的な街乗りだけでなく、昨今ブームとなっているキャンプや釣りといったアウトドア、レジャーシーンでの利用も活発になってきている。
今回発売する「オープンカントリーA/TⅢ」は、さまざまな気象条件や路面状況での走行にバランス良く対応した「A/T(オールテレーン)」タイプの商品となっている。「オープンカントリーA/TⅢ」はSUVの本場、北米市場で2020年2月に発売して以来高い支持を得ており、同社は今回、SUV向け本格オールテレーンタイヤとして、日本市場向けに投入する。
トレッド部に大きなブロックを配置した力強いパターンデザインを採用し、一般道での操縦安定性と快適性を確保するとともに、キャンプ場など凸凹のある路面や林道などに入った際にも安定した走行をサポートする。また、降雪時における性能も向上し、圧雪路でのブレーキング性能が同社従来品(オープンカントリーA/T plus)比で13%良化するとともに、「スノーフレークマーク」の要件を満たしており、季節を問わず、国内におけるSUVの用途の広がりに対応した商品となっている。
同社は中計’21で、顧客志向を発掘・開拓することを掲げている。今後もSUV市場におけるトレンドやユーザーの動向を的確に把握し、独自性の高い魅力ある商品を届けていくとしている。