三ツ星ベルトは6月6日、設備の部品管理をサポートするクラウドWebアプリケーションサービス「Tailor―note」を同日より販売開始すると発表した。
「Tailor―note」は設備部品の損傷状況や交換履歴などもデジタル記録として残すことができ、様々な分野で応用できる。食品工場では設備部品の洗浄履歴を記録することで、食の安全を確保するための衛生工程管理(HACCP)のサポートが可能となる。
具体的には、「設備部品の在庫・取付・点検管理、履歴の記録、情報共有」「管理表機能で取付部品や点検履歴の検索、CSV形式で出力・保存」などが可能となる。
「Tailor―note」の特長としては、「QRコードを用いたシステムにより点検や管理業務の時間短縮ができる」「Webアプリであるためインストール・アップデートの必要がない」「クラウドシステムにより複数端末での情報共有とリアルタイムでの更新ができる」といった点が挙げられる。
同社は今後、より使いやすいサービスにしていくために「Tailor―note」の機能を拡張していくとしている。また、利用者に向けたWebセミナーも予定している。なお、同サービスは、2021年6月にリリースしたコンベヤベルト管理システム「Tailor―note」を改善し、バージョンアップしたものとなっている。