技術開発型専門商社のニシヤマは６月17日、東京都千代田区の帝国ホテルで２０２２年度第76回ニシヤマ会を開催した。
取引先企業の代表や、西山博務会長、西山正晃社長をはじめとする同社の社員らが出席した。
初めに、西山博務会長のあいさつに続き、西山正晃社長が21年度の業績を発表し、「全社の売上高は３７８億９１００万円で前年比１１１・７％となった」と述べ、17年度の歴代二位を塗り替える売上高になったことを説明した。
事業別の21年度の売上高は、エネルギー事業部が72億３４００万円で前期比０・１％減、鉄道車両事業部は68億３２００万円で同４・１％減、産業機器事業部は74億９４００万円で同10・４％増、電子制御事業部は１５３億７８００万円で同27・６％増、国際事業部は９億５３００万円で同33・５％増となった。西山社長は、「昨年の実績は電子制御事業部が牽引した。事業部としては単体として初めて１５０億円以上の売上を達成した」と説明した。
続いて、西山社長が昨年度の概況を詳述し、エネルギー事業で新規参入に注力してきた大型案件である「中圧計装制御盤」を大手ガス会社より受注したことや、鉄道車両事業で在来線地方幹線向けにマクラギパッドの供給を開始したこと、また、電子制御事業
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