旭化成の環境ソリューション事業本部で扱う合成ゴムは、SーSBR(「タフデン」や「アサプレン」)とBR(「ジエン」や「アサプレン」)などがある。
21年度の需要動向を振り返ると、原材料の高騰や物流の混乱、半導体不足によるサプライチェーンの寸断などの影響があったものの、合成ゴム全体の需要は堅調に推移した。
製品別で見ると、SーSBRの「タフデン」はタイヤメーカーの需要回復に伴い、好調に推移したという。SーSBRの各生産拠点(川崎製造所・子会社のAsahi Kasei Synthetic Rubber Singapore Pte Ltdシンガポール工場、子会社の日本エラストマー大分工場)もフル生産