合成ゴム特集 三井化学 三井EPTの需要が堅調 差別化製品で事業体質を強化

2022年06月14日

ゴムタイムス社

 三井化学のエラストマー事業部が扱うエチレン・プロピレンゴム(EPDM)の「三井EPT」はコロナ禍からグローバルで回復している。

 21年度の三井EPTの需要動向を振り返ると、国内では上半期はタイトな需給が続いた。下半期は、昨年秋から半導体不足や自動車生産の減産の影響を受けたものの、全体的に堅調だった。また海外では自動車需要を中心に、東南アジア・インドの引き合いが旺盛だったという。

 販売についても、自動車向けの販売が伸長したほか、電線や一般産業用も伸び「生産拠点は、21年度も高い稼働率で推移し、全体的にタイトな状況が続いた」

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