ENEOSマテリアルは4月1日に、JSRのエラストマー事業の事業分割により誕生し、エネルギー・資源・素材のリーディングカンパニーであるENEOSグループにおける素材事業を担っていく。
同社の強みは、ENEOSグループになったことにより、石油製品の精製や販売などを行う親会社ENEOSと、JSR時代から培ってきた合成ゴムや熱可塑性エラストマーなどの技術で垂直統合できることと、現場力の高さを挙げる。現場力の高さについて、冨永計執行役員・経営管理本部長は「石油化学メーカーとして、オペレーション能力が高いことが強みだ。現場で重要視するQCDSEをしっかりと取り組んで