タイヤメーカーをはじめ材料メーカー、加工メーカーは、昨年から続く原燃料の高騰やユーティリティコストの上昇が続く中、コストの急騰や高止まりで自助努力の限界を越え、安定供給の維持のため価格改定を行っている。それらは再生ゴム業界にも多大な影響を与えている。
国内のタイヤ再生ゴム業界で高いシェアを占める村岡ゴム工業(千葉県市川市、村岡良亮社長)も、再生油剤コスト及び電力コストなどの上昇から10年ぶりとなる価格改定を6月1日出荷分から行った。
今回の価格改定について、再生油剤などを含めた原材料コスト及び電力コストの