ブリヂストンが6月24日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格について9月1日から値上げを実施すると発表した。ブリヂストンは4月1日に国内市販用タイヤの値上げを発表しており、22年に入り2回目の値上げとなる。
同社によると、9月1日に値上げする対象商品は国内市販用タイヤ(夏/冬)、チューブ、フラップで、値上げ率は商品により改定率が異なり3~8%。同社は「タイヤ原材料の価格が高騰している。生産性向上などの改善を通じた企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断し、4月1日に国内市販用タイヤの値上げを実施した」としつつも、「その後もロシア・ウクライナ情勢の緊迫化を背景に原油価格の高騰はさらに進行しており、タイヤ原材料価格に加え、生産・供給に関わるエネルギー費にも大きな影響を与えている。これら状況を踏まえ、価格改定に至った」とコメントした。
国内・海外のタイヤメーカー各社は今年に入り、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格改定を相次ぎ発表している(各社の値上げは6月30日以前の発表による)。
国内勢では、TOYO TIREは
2022年07月04日