TOYO TIREは6月30日、環境保護や環境保全に取り組む団体・事業とその活動を支援する「TOYO TIREグループ環境保護基金」の2023年度助成団体を、日本フィランソロピー協会を通じて7月1日から公募すると発表した。
TOYO TIREグループ環境保護基金は、1992年、「地球および地域社会の一員としてよりよい生活環境を実現するために貢献したい」という従業員の想いをかたちに表す目的で創設された。現在、同社グループ従業員の約80%が同基金の趣旨に賛同し、参加している。同基金の拠出金はマッチングギフト方式を採用しており、これまでに延べ953団体に対し、累計約6億2000万円(2022年6月末時点)の助成を実施してきた。
同社では、同基金を直接助成と間接助成の2つの方法で活用している。同社が独自に選定した環境保護活動団体に対して直接の寄付と助成を行なう一方、同社拠点のある宮城県や三重県などでは、同社従業員が自らボランティアを行なう人的支援活動も推進している。また、外部助成先選考委託機関である日本フィランソロピー協会を通じて、環境保全に関する認定NPO団体やその団体が行なう事業に対し、間接的に助成を行なっている。
同社は、「サステナビリティ方針」において、社会の持続可能性が事業成長の前提条件であるという認識のもと、全企業活動を通じてグローバルに社会課題の解決に努めることを掲げている。同助成活動は方針の趣旨に適うものであり、同社は今後も、各種支援を通じて地域社会の持続可能な発展に貢献していくとしている。
全文:約684文字