ニッタは7月6日、TNPパートナーズの子会社であるTNPスレッズオブライトが運営する「TNPスレッズオブライト2号ファンド」に出資する契約を締結したと発表した。
TNPスレッズオブライトは、2016年7月にTNPグループとして新たに立ち上げられたベンチャーキャピタルで、TNPグループが構築してきたノウハウとネットワークにさらなる専門性を持つメンバーを加え、Society5・0の実現に向けて、革新的技術を活かした新たな市場創出の可能性に資するベンチャー企業等への発掘・支援・育成を行っている。
2022年1月に組成・運用開始された2号ファンドは、「Society5・0」の実現に向けた産業のパラダイムシフトに資するベンチャー企業等を対象に、グリーンイノベーション、ライフイノベーション、デジタルトランスイノベーションに関わる分野を投資対象としている。
同社グループは、2021年から2030年にかけて、中長期経営計画SHIFT2030に取り組んでいる。SHIFTを繰り返しながらイノベーションを起こす「ものづくりを核としたシフトイノベーター」を目指し、既存事業の深化と新規事業の探索と創出に取り組んでいる。
同社は今回の出資を通じて、TNPグループが保有する将来の成長が見込まれる分野における知見や情報を得るとともに、魅力的なニッチ技術を持つスター卜アップ企業等との交流機会を増やすことで、新規事業創出や技術開発につなげていくとしている。