豊田合成は7月6日、中国の華中における内外装部品の供給基盤を強化するため、中国地域の統括会社「豊田合成(中国)投資有限公司」(TG中国)を通じて「武漢彬宇汽車零部件有限公司」(武漢一彬社)に出資すると発表した。
武漢一彬社は、中国の主要な自動車生産地域(華北、華南、華中)で内外装部品を供給する一彬グループ(寧波一彬社)の1社で、華中の東風本田汽車有限公司や東風汽車有限公司にコックピット周辺部品などを提供している。
同社グループは、樹脂部品のグローバルサプライヤーとして培った設計・生産の技術や知見と、寧波一彬社が中国においてカーメーカーとの長年のビジネスで築いた取引実績・販路を融合し、販売拡大を目指していくとしている。