㈱ブリヂストンは、LCA日本フォーラムが主催する第8回「LCA日本フォーラム表彰」において、グループの「カーボンマネジメントプロジェクトを通じたLCAの浸透とCO2排出量の削減」の取り組みが評価され「LCA日本フォーラム奨励賞」を受賞した。表彰式は昨年12月16日、東京ビッグサイトで開かれた「エコプロダクツ2011」の会場内で行われた。
同表彰は、ライフサイクルアセスメント(LCA)手法に基づく活動、あるいは環境効率向上への取り組みを実施する企業、団体、個人などを顕彰するもので、LCA手法を普及させ、環境効率向上による技術革新を促すことを目的とした表彰制度。
今回の受賞は、ブリヂストンが地球温暖化防止への対応を進めるため、LCA手法を活用し、同社グループ全体でカーボンマネジメントを推進していることやタイヤのライフサイクルを通じて排出されるCO2の約9割を占める使用段階において、走行時の転がり抵抗を低減することで、CO2排出量を削減した効果などが評価された。加えて、海外グループを含む世界170以上の拠点のデータを収集し、第3者レビューを実施するなど実績開示に関する取り組みも評価の対象となった。
同社グループは、持続可能な社会の構築に向けた低炭素社会の実現のため、製品のライフサイクル全体を対象としたカーボンマネジメントにおいて高い目標を掲げ、地球温暖化対策に引き続き取り組んでいく。