三洋化成が新たに策定 サステナビリティ基本方針

2022年07月15日

ゴムタイムス社

 三洋化成工業は7月14日、ステークホルダーとの共創により経済的価値と社会的価値の両輪で企業価値を長期にわたって持続的に向上していくために、新たに「サステナビリティ基本方針」を策定するとともに、同社グループの中長期での価値創造に大きな影響を及ぼす重要課題として「マテリアリティ」を特定したと発表した。

 同社グループは、社是「企業を通じてよりよい社会を建設しよう」に基づき、創業以来一貫してサステナブル経営を実践してきた。今回、この経営姿勢をステークホルダーに明示すべく、「サステナビリティ基本方針」を策定するとともに、同社グループの中長期での価値創造に大きな影響を及ぼす重要課題として「マテリアリティ」を特定した。同社は、2030年のありたい姿に向けて進めている「WakuWaku経営」において、これらの課題解決を優先事項として取り組んでいく。

 「サステナビリティ基本方針」では、同社グループが創業以来大切にしてきた社是「企業を通じてよりよい社会を建設しよう」に基づいて、ステークホルダーと連携しながら、経済的価値と社会的価値を共に向上させて、将来にわたって持続的な成長を目指す。

 「マテリアリティ」の特定では、社是「企業を通じてより良い社会を建設しよう」の理念の下、6つのマテリアリティを特定した。「すべてのステークホルダーのワクワク」「環境・社会的価値と経済価値をステークホルダーと共創」「社員一人ひとりが価値の創出に貢献」を実現しながら、これらの課題に取り組んでいく。

 同社グループは、これらの課題解決に取り組むとともに、積極的な情報開示によってステークホルダーとのコミュニケーション強化を図り、今後も引き続きサステナブル経営を実践していくとしている。

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