住友ゴム工業は7月15日、国内市販用タイヤおよび関連商品の代理店向け出荷価格を9月1日より改定すると発表した。
対象商品は国内市販用タイヤ(夏・冬用)およびチューブ、フラップで、改定率は商品により異なり2~8%を見込んでいる。
近年、石油化学系原材料や天然ゴム等が高騰を続けており、これを生産性向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収する事は困難であることから、2022年3月1日に国内市販用夏タイヤおよび関連商品、4月1日に国内市販用冬タイヤの値上げを行った。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢を背景にタイヤ原材料価格のさらなる高騰に加え、生産や供給に関わるエネルギー価格も上昇している状況を踏まえ、価格改定を決定した。