本紙はゴム関連の材料メーカーや製造業、卸商社を対象に「2022年の景気見通しと業績予想」と題するアンケート調査を実施し、50社から回答を得た。2022年の景気見通しは「緩やかに回復」の回答が約4割近くで最多となり、ゴム業界の景況感は概ね回復基調が続いている。
本紙では、新年と夏季の年2回、ゴム企業の現在の景気動向や業績予想を尋ねるアンケートを実施し、その結果を発表している。
◆現在の景気動向
現在の景気動向(5月調査時点)の景気動向は、「変化はあまりないが明るい兆しが見える」が39・0%で最多となった。次いで「緩やかに回復している」との回答