朝日ラバーは7月20日、福島県白河市にある白河第二工場でISO13485の認証を取得したと発表した。ISO13485は、医療機器に関する国際的な品質マネジメントシステム規格。
同社では、光学事業、機能事業、通信事業と並んで医療・ライフサイエンス事業を展開し、福島県の第二福島工場と白河第二工場で点滴用輸液バッグのゴム栓や薬液混注用ゴム栓、逆止弁の「ARチェックバルブ」の生産を進めている。
白河第二工場を含めた同社の事業所・工場では、品質マネジメント規格のISO9001を取得しており、目標の達成や顧客満足の向上に繋がる活動を実施しているが、ISO13485では、高い品質管理を求められる医療用機器に適した品質管理のシステム化が要求される。
白河第二工場では2020年に福島県の医療機器製造業登録を受けている。同社は、今回のISO13485の認証取得により、医療業界のものづくり環境構築と品質管理体制の構築について、さらに世界中のお客様に認識いただきながら、医療品質を高め、今後も事業拡大を加速させていくとしている。