横浜ゴム、従業員基金が寄付 子どもの国際支援行うNPOへ

2022年07月21日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは7月19日、同社従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が同月、特定非営利活動法人「チャイルド・ファンド・ジャパン」へ活動支援金として、38万4000円を寄付したと発表した。同団体への支援は2017年より6年連続で行われている。

 「チャイルド・ファンド・ジャパン」は1975年に設立。手紙を通じて交流しながら子どもの成長を見守る「スポンサーシップ・プログラム」などを行い、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長と家族、地域の自立を支援している。同社は寄付のほかに、本社および国内7工場の社員が、それぞれ支援するフィリピンの貧困地域の子ども1名ずつと近況を報告する手紙のやり取りを行うなど、顔の見える就学支援を行っているとしている。

 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。同社ではマッチングギフトとして、同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。

 同社グループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「YX2023」のESG経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げており、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていくとしている。

 

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