ダウ日本は7月21日、世界で最もイノベーティブなパッケージを決定する、2022年度パッケージング・イノベーション・アワードのエントリー受付を、ウェブサイトで開始したことを発表した。
30年以上前に始まったパッケージング・イノベーション・アワードでは、パッケージング業界における最もイノベーティブで優れたデザインを表彰する。過去の受賞者は、カテゴリーを再定義し、現状を超えるパッケージングに挑戦してきた。これらの功績は、2022年11月に受賞者が発表される今年へも受け継がれる。数十年にわたる伝統に基づき、今年のアワードでは、画期的な技術知識、最高レベルのユーザー体験、サステナブルなパッケージングの進歩に焦点を当てる。
2021年度のアワードでは、世界中の企業から189の応募があった。業界最高のダイヤモンド賞を受賞したOF Packaging社のBrookfarm製品向けハイバリア・スタンドアップ・パウチは、グラノーラとミューズリーを包装するための頑丈な保護パッケージであり、中身が空になったら丸めて筒状にできるため、店頭でのリサイクルに対応している。同製品およびその他の受賞製品については、ウェブサイトから閲覧できる。
審査員として10年目を迎える主審であるMintel Groupのグローバル・パッケージング・ディレクター、デイビッド・ルッテンバーガー氏は、「私たちは、人々がパッケージとどのように関わり、ブランドや小売業者に何を期待するか、という根本的な変化が感じられた2年間を経てきた。パッケージングの専門家が、創造性と先見性を生かしてこの課題に取り組む姿には、審査員を何年務めても感銘を受ける」と述べている。
パッケージング・イノベーション・アワードは、業界で最も長く続いている独立審査による表彰制度で、メインスポンサーである同社は、デザイン、エンジニアリング、小売、電子商取引、コンバーティング、学術などの分野から、真のグローバルな視点を提供する独立した審査員団を国際的に編成している。