横浜ゴムは7月22日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格について、10月1日より値上げすると発表した。
対象商品は国内市販用タイヤ(夏用、冬用、オールシーズン)、チューブ・フラップで、改定率は最大8%となる。
石油化学系原材料などの価格が高い水準で推移し続けている。こうした状況を受け、同社は1月に国内市販用タイヤを値上げすることを発表し、4月1日から順次値上げを実施した。しかしながら、その後も原油価格の高騰が続いており、原材料費に加え、生産などに関わるエネルギー費も上がり続けている。これに対し、同社はコスト削減努力を行ってきたが、企業努力だけではこれを吸収することは困難であると判断し値上げを決定した。