ブリヂストン 新サービス提供 リアルタイムモニタリング

2022年07月26日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月25日、同社のグループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンが、2022年9月20日より日本国内の輸送事業者様向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「Tirematics」(タイヤマティクス)を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」の提供を開始すると発表した。

 同社のデジタルソリューションツール「Tirematics」によって、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)で計測したタイヤの空気圧と温度の情報を遠隔モニタリングすることが可能となる。ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、2020年12月から日本国内の輸送事業者向けに、「Tirematics」を活用してタイヤの空気圧を定期的に計測・モニタリングするソリューションサービス「ヤードモニタリング」を提供している。今回新たに提供を開始するソリューションサービス「リアルタイムモニタリング」では、「Tirematics」を活用して、TPMSで計測したタイヤの空気圧と温度の情報を通信型デジタルタコグラフ(デジタコ)のネットワークを介してサーバーに送信し、ブリヂストンのタイヤ情報管理ツール「Toolbox」(ツールボックス)上でタイヤの状態をリアルタイムで遠隔モニタリングすることが可能になる。

 同社の「リアルタイムモニタリング」により、タイヤの空気圧と温度をリアルタイムにモニタリングすることで、日々のタイヤ点検の精度が向上し、タイヤ起因の運行トラブルの未然防止につながる。また、走行中にタイヤの空気圧や温度に異常が検知された際には、車両管理者・運行管理者などにメールやデジタコの運行管理システムでアラート通知すると共に、デジタコからドライバーにも直接通知する。遠隔でタイヤの状態とデジタコを通じた車両位置情報が確認できることで、日本全国に900以上の拠点を持つ「ブリヂストンサービスネットワーク(BSN)」を活用した迅速なメンテナンスサービスの提供も可能となり、さらなる安全運行と安定稼働に貢献できる。

 

リアルタイムモニタリング

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