日本触媒は7月28日、日本触媒グループ長期ビジョン「TechnoAmenity for the future」で掲げた3つの変革のうち、「組織の変革」の一つの施策として、2022年7月に大阪本社を全面リニューアルしたと発表した。
同社は、若手社員中心で構成されたプロジェクトを発足させ、オフィスで働く意義を改めて見直し作り上げたコンセプト「繋がる 生み出す 共創オフィス」を軸に、オフィスのリニューアルを進めてきた。
オフィスリニューアルに伴い、固定席を廃止、フリーアドレス制を導入した。これにより、社員がその日の業務内容に応じて最適な場所が選べる自律・選択的な働き方を実現した。同時に、オープンミーティングスペースや多目的に使用可能なカフェエリアを設置し、社員同士のコミュニケーション活性化にも寄与している。
また同社は、在席管理システムや機器貸出管理システムなど、最新のICTツールを導入することで、新しいオフィスや働き方に対するスムーズな順応を図った。オフィス内の多くの業務を無人化・自動化することにも成功している。
大阪本社オフィスリニューアルは2022年7月を以て完了したが、オフィスと働き方を継続的に改善できるような仕組みを構築し、よりよい職場環境の実現を図る。また、東京本社においても、2023年5月完成を目標にオフィスリニューアルを計画している。
同社はリニューアルオフィスをドローン撮影し、同社コーポレートサイトにて動画を公開している。