プライムポリマーは8月1日、同社及び日本山村硝子が、プラスチックキャップの水平リサイクルの実現に向け共同で取り組みをはじめると発表した。
飲料・食品向けのプラスチック容器・包装の水平リサイクルには、これまで様々な課題があり、容易に進んでこなかった。今回、同社及び日本山村硝子は、両社のシナジーにより、共同でその課題解決に取り組み、使用済みキャップを新しいキャップへ再生する高品位なマテリアルリサイクルを推進していく。
日本山村硝子は、ガラスびんやプラスチックキャップにおける長年の事業経験、ノウハウおよび技術を活用し、同取り組みにおいてプラスチックキャップの回収・選別の仕組みを構築していく。
同社は、ポリオレフィン事業における知見を活用し、リサイクル材とポリオレフィンのコンパウンドにおける処方の開発、品質保証等を担当する予定となっている。
同社及び日本山村硝子は、素材・プロセスの開発とともに、今後もマテリアルリサイクルを推進していくとしている。