ランクセスが2011年から継続支援しているNPO法人・小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)は8月2日、本年の受講生による演奏会を東京都文京区のトッパンホールで開催した。
同アカデミーは、小澤征爾氏ら世界的に活躍する室内楽の指導者の下で、才能ある若手音楽家が弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的とし、これまで過去11年間に延べ243名の若手音楽家の育成に取り組み、高い実績を積んできた。
今年は20名の若手音楽家を対象に長野県奥志賀で7日間の講習会と演奏会を行い、その千秋楽として同日東京公演を開催した。
演奏会は出演者が5組のカルテットに分かれ、それぞれ1曲ずつ弦楽四重奏曲を奏でた後、出演者全員でチャイコフスキー弦楽セレナードハ長調作品48を合奏した。演奏者には曲が終わる度に大きな拍手が送られた。
プログラム終了後あいさつをした同社のジャック・ペレズ社長は、「昨年10月に現職に就任以来、 8ヶ月という長い時を経て、こうして皆さまに対面にてお会いできることを大変うれしく思う。ランクセスは2011年の設立以来、OICMAの教育プログラムを支援し、将来の持続可能な社会の礎を築く若い
2022年08月05日