市販用は増加、新車用は減少 1~6月のタイヤ販売本数

2022年08月04日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、22年上半期のタイヤ販売本数を発表した。それによると、市販用は四輪車合計で3210万7000本で前年同期比9・1%増、新車用は同1708万本で同14・1%減となった。市販用が堅調に伸びたのに対し、新車用は2桁減となった。
 市販用は、降雪などにより乗用車用、小形トラック用、トラック・バス用ともに冬タイヤの販売が前年対比で大きく伸びたことや、夏用タイヤの販売も前年を上回った。
 月別では、市販用は1月が前年同月比21・7%増、2月が同21・4%増、3月が同16・8%増、4月が同9・6%減、5月が同4・7%増、6月が同2・0%増と推移した。
 新車用が下回ったのは、半導体などの部品供給不足などを背景に、自動車メーカーが生産計画を下方修正していることが要因となっている。
 月別では、新車用は1月が同20・1%減、2月が同2・3

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