UBEは8月4日、2023年3月期第1四半期決算発表会を電話会議方式で開き、藤井正幸取締役常務執行役員が説明した。2023年3月期第1四半期売上高は1161億7900万円で前年同期比20・6%減、営業利益は43億5500万円で同51・1%減、経常利益は22億9500万円で同74・3%減、四半期純利益は57億3800万円で同20・7%増となった。
同社は今期よりセグメントを機能品、樹脂・化成品、機械、その他に切り替えた。このうち、コンポジット事業やファインケミカル事業、エラストマー事業が含まれる樹脂・化成品の売上高は714億円で同24・8%増、営業利益は19億円で同64・2%減となった。樹脂・化成品全体では、原料市況上昇により販売価格が上昇するなど化学品全般の販売は堅調に推移し増収。利益は原料価格上昇やアンモニア工場で隔年の定修を実施した影響で減益となった。
エラストマー事業の第1四半期は「販売価格の
2022年08月05日