接着・樹脂加工は5%減収 ポバール興業の4~6月期

2022年08月16日

ゴムタイムス社

 ポバール興業の23年3月期第1四半期連結決算は、売上高が9億3300万円で前年同期比1・2%減、営業利益は1億1000万円で同27・1%減、経常利益は1億1500万円で同28・7%減、四半期純利益は7800万円で同27・7%減となった。
 セグメント別では、総合接着・樹脂加工の売上高は7億8100万円で同5・1%減となった。自動車・鉄鋼業界を中心にベルト関連製品の受注が底堅く推移する一方で、ディスプレイ業界向け研磨部材が減少した。
 特殊設計機械の売上高は1億5200万円で同25・5%増となった。製造業での設備投資に対して依然として慎重な姿勢が見られるものの、受注は緩やかに回復傾向に推移した。
 通期の連結業績予想は前回発表から修正はなく、売上高が35億7300万円で前期比2・8%増、営業利益が4億300万円で同8・9%増、経常利益が4億3500万円で同14・5%増、当期純利益が3億300万円で同8・4%増を見込んでいる。 

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