相模ゴム工業の23年3月期第1四半期決算は、売上高は13億6600万円で前年同期比3・3%減、営業利益は1億7400万円で同50・9%減、経常利益は4億4500万円で同23・0%減、四半期純利益は3億6200万円で同20・9%減となった。
ヘルスケア事業の売上高は9億8900万円で同7・8%減、営業利益は2億6200万円で同39・4%減となった。サガミオリジナル0・01を主力とするポリウレタン製コンドームが海外売上では堅調に伸長し、国内売上では新商品の販売を控えているが、大都市圏を中心に需要が戻らず停滞した。
プラスチック製品事業の売上高は3億2200万円で同11・8%増、営業利益は600万円で同76・0%減となった。包装用フィルムの販売は堅調に推移したものの、原料価格高騰に対し販売価格の改定実現には時間差があることから、事業収益は低調に推移した。
入浴・介護サービス及びその他の事業は、売上高は5400万円で同5・2%増、営業損失は1400万円(前年同期は営業損失2000万円)となった。
23年3月期の連結業績予想については前回から変更はなく、売上高が54億円で前期比0・3%減、営業利益が8億円で同26・5%減、経常利益が8億円で同45・4%減、当期純利益が5億円で同54・4%減を見込んでいる。