企業特集 石井精工 付加価値の高いゴム金型製作へ 他社製ゴム金型の修理や改造も行う

2022年08月30日

ゴムタイムス社

企業特集

付加価値の高いゴム金型製作へ 他社製ゴム金型の修理や改造も行う 

石井精工

 

 「その困難をかたちに」をモットーにゴム金型製造を展開する石井精工(東京都墨田区、石井隆司社長)。会社の強みや足元の需要動向、今後の事業方針などを石井洋平取締役統括マネージャーに話を聞いた。

◆御社の沿革について。
 1959年(昭和34年)の創業当時は旋盤加工からスタートし、その後まもなくしてプラスチック金型を製造するようになった。ゴム金型を始めたのは、墨田区にゴム屋さんが多かったのと、老舗のゴム金型業者からゴム金型をやってみないかと声がかかった。NCフライスを導入した1980年頃から少しずつゴム金型を手がけ、現在はゴム金型製造に特化した事業を展開している。

◆石井精工のゴム金型の強みを教えてください。
 設計力やヒアリング力が強み。図面がなく、ゴムの現物しかなくても、現物を裁断して測定したり、3DCAD・CAMソフトなどを使ってモデリングできる。金型もコンプレッション型やトランスファー型、インジェクション型まであらゆる金型を

 
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