住友ゴム工業は8月23日、トヨタ自動車が8月に販売を開始した新型「YARIS CROSS GR SPORT」の新車装着用タイヤとして、ファルケン「アゼニスFK510 SUV」の納入を開始したと発表した。
「アゼニスFK510 SUV」は高いウエット性能とハイレベルな操縦安定性能を実現しており、スポーティな走りを支えるタイヤとして「YARIS CROSS GR SPORT」の車両カタログ内でも紹介されている。
「YARIS CROSS GR SPORT」は、スポーツカーシリーズ「GR SPORT」ブランドとして、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」をコンセプトに、ボディ剛性の強化や足回りのチューニングにより走行性能を向上させている。YARIS CROSSの持つ上質かつスポーティなスタイリングとSUVならではのユーティリティをそのままに、市街地からワインディングまで意のままに操れる実用性とスポーティな走行性が特徴となっている。
今回、「YARIS CROSS GR SPORT」に装着されるファルケン「アゼニスFK510 SUV」は、快適性とスポーツ性を兼ね備えたプレミアムSUV専用タイヤで、接地圧分布を最適化する非対称パターンを採用し、高速コーナーで高い負荷がかかるアウト側のトレッドを高剛性化した。さらに、サイドウォールの柔軟性を高めるため円形に近づけた最新のプロファイルにより、高速走行時の高い操縦安定性能を実現している。
また、タイヤ性能を向上させるために、ポリマーをナノレベルで最適化しながらシリカを高充填した「シリカコンパウンド」を採用、ゴム全体の剛性を確保しながら、接地面だけを柔らかくすることに成功した。これによって、ドライ路面同様に、ウエット路面でもタイヤと路面との間に生じる細かな凹凸に絡みつくように接地し、ウエットグリップ性能を高めている。