ナイロンフィルム生産設備稼働 ユニチカ、年産1万t増

2022年08月25日

ゴムタイムス社

 ユニチカは8月24日、インドネシアのナイロンフィルム製造・販売子会社であるエンブレムアジア(P.T.EMBLEM ASIA)にて、ナイロンフィルムの生産設備が新たに稼働したと発表した。増設後の生産能力は、年産1万6500tから年産2万6500t(同社グループ全体では年産4万1500tから年産5万1500t)となる。

 同社は、1968年に世界で初めて同時二軸延伸法によるナイロンフィルムの商業生産化に成功し、ナイロンフィルム「エンブレム」は、国内トップシェアかつ世界トップレベルのシェアを誇るブランドとして展開している。同社は現在、国内では宇治事業所(京都府宇治市)、海外ではエンブレムアジアにナイロンフィルムの製造設備をそれぞれ保有しているが、アジア地域を中心とした食品包装用途などの需要拡大により、いずれもフル稼働の状況が続いていた。

 

エンブレムアジア

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