三菱ケミカルグループは8月24日、酢酸塩類について、2022年9月15日納入分より値上げをすると発表した。
対象製品及び改定額は、酢酸ナトリウム(結晶)が+18円/kg、酢酸ナトリウム(無水)が+29円/kg、粉末酢酸が+18円/kgとなっている。
当該製品については、急激な原燃料の価格高騰によりコストが上昇し、特に主原料である苛性ソーダの高騰により、事業環境は大変厳しいものとなっている。同社では各種経費の削減、効率化を実施しているが、自助努力のみで全てを吸収することは難しく、安定供給体制を維持するためにも価格改定を行うことを決定した。