ユニチカは8月23日、コットン100%スパンレース不織布「コットエース」について、エコテックススタンダード100認証を取得したと発表した。
エコテックススタンダードは350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる、世界最高水準の安全な繊維製品の証として、100ヶ国以上の取引や消費の際の大切な指標となっている。
今回、「コットエース」は、エコテックススタンダードの中のクラス1を取得した。クラス1は36ヶ月までの乳幼児、幼児期に触れる製品として認証され、エコテックススタンダードの中でも最も厳しい基準となる。
「コットエース」は、医療脱脂綿基準に合格したコットンを使用しており、安全に使用することのできる天然素材不織布となっている。また、生分解性を有することで環境に配慮した素材でもあり、人にも環境にもやさしいという特徴がある。さらに、天然素材という脱プラスチックの流れに沿い、かつカーボンニュートラルな社会実現に最適な素材という特徴を有する「コットエース」は、その製法においても、コットン繊維を安全な天然水の力だけで交絡しシート化を実現している。現在、メディカル・衛生用品・コスメ製品・制汗シートなど、国内はもとより世界の国々で利用されており、同社は今後も、環境にやさしさを届けていくとしている。