住友ゴム工業は8月30日、自動車の車輪速解析技術をベースとする独自のセンシング技術「センシングコア」を用いたビジネスの実現に向け、IoTソリューション企業のトライポッドワークスへ出資したと発表した。トライポッドワークスの持つ、IoTにおけるハードウエア・ソフトウエア開発・ネットワーク構築の強みを活かし、センシングコアビジネスの実現を加速していく。
同社では、CASE/MaaSに対応する高い安全性能・環境性能を実現するために、タイヤ開発および周辺サービスの開発コンセプトである「スマートタイヤコンセプト」を掲げている。周辺サービスの中核を担うセンシングコアビジネスの提供によって、タイヤメンテナンスの自動化やタイヤトラブルの予知による安全の確保などを可能とし、これからも安全で事故のない社会づくりに貢献していくとしている。