東京材料(東京都千代田区、大井喜信社長)の22年度第1四半期(4~6月)は、原材料価格の上昇もあって売上は前年同期比で増加した。一方、半導体不足による自動車減産や中国のロックダウンも影響し、数量ベースは横ばいの状況にある。サプライチェーンの問題等による供給の制約は「一部材料は緩和に向かうものの、今もなお輸入材を中心に供給制限を受ける材料は多い」(大井社長)と話す。
海外拠点の現況は、アセアンは全般的に堅調だ。タイはバンコクの販売拠点は好調を維持している。また、タイでは竹原ゴム加工と合弁で特殊ゴム練り工場を展開しているが、フッ