6月の日本銀行物価指数 プラ製品は0・6ポイント上昇

2022年09月06日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟(2020年平均100、プラ工連による計算値)がまとめた日本銀行・物価指数の6月実績によると、石油化学系基礎製品においては、9品目平均で前月から0・3ポイント上昇し225・4となった。内訳はベンゼン、キシレン、スチレンモノマーなど7品目が上昇したが、塩化ビニルモノマー、アクリロニトリルの2品目が下降した。変動なしは0品目となった。
 プラスチック原材料の内訳は、ポリフェニレンサルファイド、メタクリル樹脂、フッ素樹脂の3品目が変動なく、ポリスチレン、ポリプロピレン、熱可塑性樹脂など9品目が上昇した。下降は0品目となった。
 プラスチック製品では18品目平均で前月比0・6ポイント上昇し106・5だった。内訳はプラスチックフィルムシート、合成皮革、電気機器用プラ製品など6品目が変動なく、軟質プラ発泡製品、プラスチック床材、プラスチック製容器(除中空成形)など10品目が上昇した。一方、下降した製品は飲料用プラスチックボトル、プラスチック製中空成形容器の2品目となった。18品目のうち、最高水準は再生プラスチック成形材料の152・9となっている。

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