日本グッドイヤーは9月5日、国内における世界自然遺産の一つ、白神山地にて保全活動をする「白神山地を守る会」への支援を開始したと発表した。同団体への支援を開始するにあたり、2日に青森県庁にて支援目録の贈呈式が実施された。
同社の世界自然遺産への支援活動は、2018年に開始された知床に続き、白神山地が2番目となる。
同社では、グローバルで掲げる「Goodyear Better Future」というCSRスローガンのもと、長年にわたり、持続的に地域貢献活動に力を入れてきた。日本においても2018年より、世界自然遺産の知床の自然を守る知床財団への支援を始め、2021年からはプロバスケットボールチームのライジングゼファーフクオカへのチーム支援を実施している。
「白神山地を守る会」は、世界最大級の原生的なブナ林が分布する白神山地のブナ森の復元・再生活動、保全活動のための人材育成を主な活動としている。同社は、同団体が保有する車両3台に、夏タイヤ、及び冬タイヤの提供と共に、法人会員としても参加する。
贈呈式は、金原雄次郎同社代表取締役による三村申吾青森県知事への表敬訪問後に実施され、「白神山地を守る会」代表の永井雄人氏、青森県庁自然保護課課長の原隆文氏、金原代表取締役の出席のもと、目録贈呈、金原代表取締役、永井氏の挨拶が行われた。
金原代表取締役は支援に関して、「今回、『白神山地を守る会』を支援する機会を頂いたことに大変感謝している。白神山地にて保全活動をする『白神山地を守る会』の活動内容と、日本グッドイヤーのCSR活動領域である『安全、教育、持続性(環境)』は多くの部分で合致している。先の豪雨による災害など、厳しい自然の中で保全活動をされている『白神山地を守る会』を車両の足元から支援し、白神山地の自然環境保全に微力ながら貢献できればと考えている」とコメントしている。
同社は今後も「Goodyear Better Future」のスローガンのもと、継続的に地域貢献活動を実施していくとしている。