住友理工は8月30日、経済産業省と金融庁がオブザーバーとして参加する「人的資本経営コンソーシアム」に参画すると発表した。人的資本経営コンソーシアムは、一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏ら計7人が発起人となって発足。人的資本経営の実践に関する先進事例の共有、企業間協力に向けた議論、効果的な情報開示の検討を行うことを目的とし、8月25 日に設立総会が開かれた。
人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」が注目される中、同社グループは、人的資本は重要な経営資源の一つであると認識している。「人材育成にまさる事業戦略はなし」との考えに基づき、持続的に企業価値を高めていくため、コンソーシアムへの参画を契機に、その取り組みをさらに加速していく。
2022年09月07日