『特集』セルコーポレーション シューズ産業向け販売に重点

2011年12月24日

ゴムタイムス社

ゴム・プラスチック用機械特集・セルコーポレーション

シューズ産業向け販売に重点 台湾など機械販売促進

 セルコーポレーション(榮末宏社長)は仏レップ(REP)社の高性能ゴム用射出成形機など、欧米製の高性能機械、試験機器の販売。現在、台湾・韓国など台頭著しいアジア製の機械、試験機器販売にも注力している。
 榮社長によると、「上期の業績は増収増益。台湾製の機械の売れ行きが順調に推移した。今後も台湾の勢いが止まらず、下期の業績も増収増益と見込んでいる」。
 また今後は、国内外市場に向けて試験機器販売の強化と、国内市場については、シューズ産業向けの新しい機械販売を行っていく。
 すでに2011年年頭に、台湾製ゴム試験機とプレス機を販売しており、さらに今後も国内に販売強化をしていく計画。また、「とくに新しい国内マーケットと今後の普及・浸透に期待しているのが、現在手作りを中心とした産業がある」(榮社長)
 具体的には、靴メーカーを対象に「生産工程合理化につながる」というイーホン製の自動機の販売に注力していく考えだ。またユーザーの用途に応じて、さまざまなオプション選択が可能となっている。
 国内の新規設備投資環境が冷え込むなか、同社では「ものづくりの大切さ」をキーワードに今後も国産機種にない独自の機能をもつ海外製品の取り扱いの拡充を推し進めていく。また既存製品の電装部分の改善提案も積極的に行っており、エンジニアリングセールスを重点的に行っていく。(2011年12月19日紙面掲載)

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