ブリヂストンは9月12日、同社のグループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンが、国内同社グループと関連のトラック・バス用タイヤ販売店のスタッフがタイヤメンテナンスの技能を競う競技会「第12回技能グランプリ全国大会」、ならびに輸送事業者へのソリューション提案力を競う競技会「第6回生産財セールスマンコンテスト全国大会」を、9日に宮城県仙台市で開催したと発表した。両競技会には地区予選を含め総勢595名が参加し、同社グループのプレミアムタイヤ事業及びソリューション事業の強化に向けた知識や技術の研鑽を行った。
12回目の開催となる「技能グランプリ」では、日本国内1000以上の同社グループおよび関連のトラック・バス用タイヤ販売店から261名が地区予選に出場、予選を勝ち抜いた代表選手40名が全国大会においてタイヤメンテナンスの知識や作業スキル、お客様とのコミュニケーション力などを競った。なお、2010年の第1回大会から第12回大会までの参加者は、のべ4600名以上に上る。
「技能グランプリ」では、高い技能レベルを有するメンテナンススタッフを「技能エキスパート」に認定、その中でも安全性、確実性、迅速性、タイヤメンテナンスの知識等の観点から特に優れた技能エキスパートを「技能マイスター」として認定する。今大会では新たに13名が技能エキスパートに、うち5名が技能マイスターに認定された。第1回大会からこれまでに認定された技能マイスター・技能エキスパート総勢105名は、メンテナンススタッフのリーダーとしてその知識や技術をグループ全体のスタッフへ伝承する役割も担っている。
6回目の開催となる「生産財セールスマンコンテスト」では、日本国内の同社グループのセールススタッフ334名が地区予選に出場、予選を勝ち抜いた代表選手16名が全国大会に出場し、最新の市場環境の変化を踏まえた顧客課題を適切に捉え、それぞれの輸送事業者に最適なソリューションを提案するソリューション提案力をロールプレイング形式で競った。なお、2015年の第1回大会から第6回大会までの参加者は、のべ1500名以上に上る。