ショーワグローブは9月12日、ニトリルゴム製使いきり手袋「ニトリスト」シリーズの新たなラインナップとして、同月、「No・8850 ニトリスト・ピンク100枚入」を発売すると発表した。汎用性の高い厚み約0・08mmタイプで、カラーはピンク、サイズはSS・S・M・L・LLとなっている。
コロナ禍において使いきり手袋は需要が増加し、市場は拡大している。様々な素材がある使いきり手袋の中でも、ニトリルゴム素材は油に強く、アレルギーの原因となるたんぱく質を含まず天然ゴムアレルギーの方でも使いやすいことなどから、幅広い業種やシーンで使われている。
同社では、2012年から作業内容やシーンに合わせて選べるニトリルゴム製使いきり手袋「ニトリスト」シリーズを展開している。「ニトリスト」は、4種類の厚み・2タイプの長さと豊富なサイズ展開を揃えたシリーズとなっている。
手袋の内面に加工を施し、粉が無くても着脱しやすくしたパウダーフリー(粉なし)タイプで、食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)に適合しているため、食品に直接触れる作業で使用できる。
特に食品工場においては、食材の交差汚染を防ぐためにゾーニングが行われていることが多いため、従来品のブルー・ホワイトのカラーと「ニトリスト・ピンク100枚入」の3色で、作業現場での色分け対応にも活用できる。同製品の発売で、「ニトリスト」シリーズは全6アイテムのラインナップとなった。
同社は同製品について、飲食店、農業、水産業、食品関連業、機械工業、精密機械工業、自動車関連業などの業種で活用できるとしている。